2025.02.28
フジカケ通信
現在の金属屋根・金属壁材の原材料の主流はガルバリウム鋼板です。
ガルバリウム鋼板は材料の種類です。
住宅・工場の屋根、外壁の材料として一般的に使われています。
ガルバとかGL鋼板とも呼ばれています。
亜鉛鉄板とアルミめっき鋼板の長所を合わせ持ったガルバリウム鋼板
ガルバリウム鋼板とは、1972年にアメリカ合衆国のベスレヘムスチール社で開発されたアルミニウム・亜鉛合金めっき鋼板です。
そのめっき組成は、アルミニウム55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%からなっています。
アルミニウムの長期耐久性と耐熱性に、亜鉛のガルバニックアクション(犠牲防食作用)を合わせもつため、使用環境により、
亜鉛鉄板(Z27)の約3~6倍の耐久性が期待できる優れた表面処理鋼板です。
優れた長期耐久性で大気中に長時間さらされてもその美しさは衰えにくく、様々な環境や用途で亜鉛鉄板(Z27)と
くらべても3~6倍の耐久性をもつことが確認されています。
※他にも表面塗料にフッ素樹脂を使用し、耐用年数が長い材料もあります。